酒田市議会 2020-03-19 03月19日-07号
イカ釣り船には日本海沖合で操業する150tクラスの中型船と沿岸海域を全国的に移動する20t未満の小型船の2種類があり、中型船は出漁から水揚げまで約1か月のサイクルで操業を行っています。また、釣り上げたスルメイカは、鮮度を保つため船上で急速冷凍されることから船凍イカと呼ばれていますが、本市に水揚げされる船凍イカについては、「酒田船凍イカ」としてブランド化されています。
イカ釣り船には日本海沖合で操業する150tクラスの中型船と沿岸海域を全国的に移動する20t未満の小型船の2種類があり、中型船は出漁から水揚げまで約1か月のサイクルで操業を行っています。また、釣り上げたスルメイカは、鮮度を保つため船上で急速冷凍されることから船凍イカと呼ばれていますが、本市に水揚げされる船凍イカについては、「酒田船凍イカ」としてブランド化されています。
「いかのまち酒田」を展開する中で、昨年は中型船によるスルメイカの漁獲量が平年比49%まで落ち込み過去最低となっています。中でも大和堆周辺での他国漁船などの違法操業により漁獲量が激減し、中型船の中にはイカ漁から撤退を余儀なくされるケースもあると言われています。 このような状況の中で漁業者への支援や安全操業のための国への要望等、どのような状況にあるのかお伺いいたします。
180t級の船を初めとして約十数隻もの中型船が、5色のテープをなびかせて、次々と袖岡埠頭から出航していくところが見どころの一つでございまして、酒田を代表する観光イベントとして、それから船凍イカ水揚げの拠点港としての酒田港を大いにアピールする、そういう意味では、今後とも力を入れてまいりたいというふうに考えているところでございます。
イカ釣りの中型船は法人化をしているところでございますが、そういったところもあるわけでございますけれども、本市では底びき網漁業を中心とした沿岸漁業経営体が主体でありまして、大半の経営体は1人乗り漁船の家族経営であると認識をしております。
そのために、中型船が酒田港を利用するかしないかによっては漁獲高や地域経済に大きく影響する現状にあります。しかし、さまざまな要因で操業船の酒田港利用はよくないというふうに聞いております。その最たる原因は、燃油価格であり、市場価格であります。
次に、加茂水産高校の実習船鳥海丸の代替船が200トン程度の中型船を建造することに決まりました。平成22年度からの利用を目指しております。県の高校教育課では加茂に停泊でき、実習の利用範囲が広がり、地元のシンボルとしての位置づけ、今後は沿岸域を教室とした実習を検討していくと話しております。
それは、2つの案がありまして、その1点が現在の大型船よりも近海沿岸漁業型ということで、中型船にしてはどうかと。中型船にすると、加茂の内港に入港できると、接岸できるということで、わざわざ岩壁の整備も必要ない。250トンクラスだと、そんな案も今話の中で出てきております。
現在、3そうだけになった中型船の乗組員も、先ほど示した年齢構成同様、ほとんどが60歳以上で、中には年金をもらいながらというのが実態であり、若い人の募集をかけても3Kというイメージなのでしょうか、応募する人も少なく、応募しても長続きしないというのが現実だそうであります。このままでは、それこそおか上がりしなければならないというせっぱ詰まった状況にあるのであります。